【剣道の初心者が困ること】トイレのとき袴はどうするの?

分からなくて困っている人 子供の剣道の始め方

剣道を始めたての子が困ることの一つにトイレがあります。

なぜなら、袴を履いた状態でどうやって用を足せばいいのか分からないからです。

わざわざ袴を脱ぐのは面倒だし、かといって履いたままするのは難しい…

そこで今回は、剣道の初心者向けにみんながやっているトイレのやり方を解説します。

いざトイレに行って困らないように、事前に覚えておきましょう。

 

袴を脱がずにトイレをする方法

トイレットペーパー

トイレに行くたびに袴を履き直すのが嫌なら、袴を脱がずに用を足す方法があります。

下記にて詳しく解説します。

 

袴の片方の裾をたくし上げる

男の子が小をする場合、よくやる方法が袴の片方の裾をたくし上げるやり方です。

袴の裾は大きな輪っかになっているため、たくし上げると十分なスペースがあり簡単にできます。

ただし、反対側の裾は下りているので、しぶきがかからないよう注意が必要です。

思いっきり腰を出して用を足すことで、しぶきがかかりにくくすることができます。

また、女の子でも片方の裾をたくし上げてする場合があります。

ただし、慣れていないと難しいようなので、初心者のうちはやめた方がいいでしょう。

男の子も女の子も、この方法でするなら下着をしっかり横にずらして、汚れないように気を付けてください。

 

袴の両方の裾をたくし上げる

男の子で袴にしぶきがかかるのが嫌なら、両方の裾をたくし上げる方法もあります。

ただし、片方の手でたくし上げた裾を抑え、反対の手でもう一方の裾を抑えながら用を足すので、かなり難しいです。

道着の裾が長いとたくし上げたところから出るので、それも一緒に抑える必要があります。

私はこの方法で何度か失敗したことがあるので、あまりおすすめはしません。

まずは片方だけのやり方で慣れた方がいいでしょう。

 

袴の後ろの部分だけ外す

大をする場合、袴の後ろの部分を外す方法があります。

紐をほどいて、プラスチックのヘラを外すだけなので、そんなに時間も掛かりません。

急いで用を足したい時におすすめです。

ただし、慌てるとほどいた紐や腰板が床に付いて不衛生なので気を付けましょう。

紐は垂れないようにたたんで持ち、腰板は最初に前の方まで持ってきておくといいです。

特に和式トイレの場合、油断すると便器の中に紐や腰板が入ってしまうことがあります。

 

袴を脱いでトイレをする場合のデメリット

困った顔が描かれたトイレットペーパー

トイレをするなら袴を全部脱ぐのが一番やりやすい方法です。

女の子は、この方法で用を足す場合が多いでしょう。

しかし、袴を脱いだ場合のデメリットもいくつかあります。

 

履くのが面倒臭い

袴を履くのは手間が掛かるので、トイレのたびに履き直すのはかなり面倒臭いです。

初心者なら履くのに慣れていないのでなおさらでしょう。

 

時間が掛かる

練習の時は休憩時間にトイレを済ませますが、休憩時間が短い時もあります。

袴を履き直すと時間が掛かるので、焦ってトイレをすることになるかもしれません。

もし、我慢できずに練習の途中で抜ける場合でも、遅くなりすぎないよう時間を気にしてしまいます。

また、女の子の場合、周りの目を気にしてトイレの時間を早く済ませたい子もいて大変です。

 

袴がトイレの床に付く

袴を脱ぐ際、うまく脱がないと裾や紐がトイレの床についてしまいます。

さらに、脱いだ後もフック等に引っ掛けますが、紐が長いので床に垂れないように注意が必要です。

 

個室が開いていない

そもそも個室が開いていないと袴を脱ぐことができません。

袴を脱いでトイレをする人もたくさんいるので、個室は埋まりやすいです。

 

先にトイレを済ませておく

トイレの水を流す

剣道でのトイレ対策で一番おすすめなのが、前もって済ませておくことです。

当たり前のことですが、練習が始まる前に済ませておけば、最後までトイレに行かなくていいかもしれませんし、少なくとも回数は減らせます。

また、剣道の大会ではよくトイレが込み合うので、できるだけ会場に行く前にトイレは済ませておきましょう。

もし大会で勝ち上がっていくと、空いた時間が無くなっていくのでトイレに行きづらくなり困ってしまいます。

 

最後に

袴を履いた状態で初めてトイレに行くまでは、用が足しづらい事に初心者はなかなか気付かないものです。

そのため、事前にやり方を聞いておくことができず困ってしまいます。

今回、袴を履いたままの方法や、袴を脱いだやり方のデメリットをお伝えしたので、自分がやりやすい方法を決めておくといいでしょう。

また、トイレで汚れてもいいように予備の下着を持っておくのもいいです。

さすがに予備の袴まではいいですが、下着だけなら邪魔にならないでしょう。

袴を履いていると汗で蒸れて不衛生になりがちですので、少しでも清潔に保てるように心がけましょう。