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剣道で小学生と中学生の違いは?事前に知っておきたい変わること6選

中学生の男の子と女の子 親子で学ぶ剣道のこと
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子どもが小学生のころから剣道をやっていて、中学生でも続ける場合、何か変わることがあるか気になりませんか?

実は、小学生の剣道と中学生の剣道とでは、大きな違いがいくつもあります。

私の子どもも小学校のころから剣道をやっていて、中学生で剣道を続けていますが、いざ進学してみると、「こんなに違うのか」と驚いていました。

事前に分かっていたこともありましたが、実際にやってみると戸惑うことがたくさんあったのです。

そこで、今回は小学生と中学生の剣道の違いの中から、前もって分かっておいた方がいいものを6つ選んで紹介します。

中学生で剣道を続けるお子さんを持つ保護者さんの参考になれば幸いです。

部活動が中心になる

剣道の面

小学生のころは、道場やスポ少年などで剣道をやる子どもがほとんどでしたが、中学生になると中心になるのが部活動です。

なかには、私の子どものように、剣道部に所属しながら道場にも所属する子もいますが、どうしても部活動の比重は大きくなってきます。

そのため、剣道をする環境が小学生のころとは大きく違ってくるのです。

練習が変わる

顧問の先生が部活動として剣道を教えてくれるので、道場のときとは練習が変わってきます。

練習時間はもちろんですが、練習内容も大きく違ってくるかもしれません。

剣道の成績が大きく変わる

子どもによっては、顧問の先生の教え方が合う子もいますが、その逆もあります。

そのため、中学生になって剣道の成績が大きく変わる子もでてきます。

今まであまり名前を聞かなかった選手が、中学生になったとたん急に強くなることだってあるのです。

出場する大会が変わる

道場と部活動とでは、基本的に出場できる大会が異なります。

もし、道場と部活動の両方に所属していれば、大会ごとに出場する団体が変わってくるのです。

そのため、私の子どもはどちらの団体でも出場できるように、それぞれの団体名の入った垂れネームを準備しています。

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男女でチームが分かれる

男の子と女の子が並んでいる様子

小学生のときは、男女で分かれて試合に出場することはあまりなかったと思いますが、中学生の部活動は違います。

なぜなら、男子剣道部と女子剣道部に分かれて活動するからです。

もちろん、男女どちらか一方しか部活動がない中学校もあります。もし男女両方ともあれば練習は一緒にするかもしれません。しかし、試合になるとそれぞれ分かれて出場することになるのです。

試合時間が長くなる

試合時間を測るためのストップウォッチ

小学生なら試合時間は、基本的には2分間ですが、中学生になると3分間になります。

たった1分の違いですがスタミナの消費が大きくなるため、最初のうちは試合中のスタミナ配分が大事になってきます。

もし体力に自信がないのなら、小学生のうちからスタミナ対策をしておいた方がいいでしょう。

私の子どもも体力に不安があったので、6年生になったころから少しずつスタミナをつけるトレーニングも加えていました。それでも最初のうちは3分間は長く感じたようでした。

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竹刀のサイズが決まっている

構えられている竹刀

小学生のうちは身長に合わせて竹刀を選びます。6年生ならほとんどの子が36くらいです。

しかし、中学生になると、男女とも竹刀サイズは37に指定され、さらに男子は440g以上、女子は400g以上の重さが必要になってきます。大会によっては、きちんと計量までされる場合もあるのです。

そのため、慣れるまでは竹刀がすごく振りづらく感じるかもしれません。

できれば、小学校を卒業するまでに、37の竹刀で練習しておいた方が、中学生になってもスムーズに練習に参加できるでしょう。

わが家では、6年生の3学期から家で素振りをするときは、37の竹刀に切り替えていました。おかげで中学生になっても、違和感なく切り替えができました。

反則が厳密にとられる

反則を伝えている人

中学生になると、小学生のときと比べて、審判がより厳密に反則をとるようになります。

もちろんルール自体が変わるわけではなく、小学生のうちは曖昧だった部分が正確にとられるようになる感じです。そのため、反則負けになる選手もでやすくなります。

個人的には、つばぜり合いでの反則が厳しくなったと感じることが多いです。さらに「三所隠し(みどころがくし)」ですすんでくる反則も、中学生になるときっちりとられるので、気をつけましょう。

中学生になる前に、一度試合のルールを振り返っておくといいかもしれません。

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防具のサイズが大きくなる

剣道の防具

当たり前ですが、中学生になると体も大きくなるので、体に合わせて防具もサイズアップが必要です。

小学生のうちはずっと同じ防具を使い続けていた子もいるかもしれませんが、中学生になるとグンと体が大きくなる子もいるので、中学生になるタイミングで防具のサイズを見直してみるといいかもしれません。

たまに中学生でも、体のサイズに合っていない小学生サイズの防具をつけている子を見かけますが、体を守る部分がせまくなるので危険です。

とくに面はサイズが小さいと、後頭部が面布団から出ることがあり危ないですし、視界に面金が重なってしまい見えづらくなってしまいます。

まとめ

小学生の剣道と中学生の剣道は、思っている以上に違います。

環境もやり方も変わるので、子どもも親も戸惑うことが増えることでしょう。

しかし、最初は大変に感じるかもしれませんが、慣れれば自然と順応してけるので安心してください。

今回紹介したこと以外にも、中学生になって変わることはいろいろありますが、親としては、子どもの変化に寄り添いながら、柔軟にサポートしてあげるといいのではないでしょうか。

中学剣道のスタートを、親子で一緒に楽しんでいきましょう。

なお、子どもの剣道着や袴を選ぶ際のポイントを下記の記事でお伝えしています。よかったらご覧ください。

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