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剣道で声を出すのが恥ずかしい時の対策4選!大きな声のメリットも紹介

剣道で声を出すのが恥ずかしい子ども メンタルを鍛える方法
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子どもが剣道をやっていると、先生から「もっと大きな声を出すように」と言われることはありませんか?

大きな声出しは剣道ではとても重要なことです。でも、正直なところ、声を出すのはちょっと恥ずかしい…。

特に初心者や、まだ慣れていない子どもは「周りの目が気になる」「変な声を出したらどうしよう」と思ってしまい、なかなか声を出せないことがあります。

とはいえ、実は剣道において声を出すことにはたくさんのメリットがあるのです。

今回は、剣道で大きな声を出すのが恥ずかしいと感じる子どもが、少しずつ克服していくための方法を4つ紹介します。

さらに、大きな声を出せるようになることで、どんなメリットがあるのかも解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

剣道の声出しの恥ずかしい気持ちを克服する4つの方法

声出しが恥ずかしくて口をおさえる子ども

剣道で大きな声を出せるようになるには、ちょっとしたコツが必要です。

いきなり「大きな声を出そう」と教えても、恥ずかしさが邪魔をして逆に出せなくなってしまいます。

具体的には下記の4つの方法です。

  • 技以外の場面でも声を出す
  • 「絶対に勝つ」気持ちを持つ
  • 練習の時から声を出す
  • 声出しを目標にする

それぞれのやり方を説明していきます。

技以外の場面でも声を出す

剣道の声出しといえば、技を出す時のかけ声を思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、いきなり技の時だけ大きな声を出そうとすると、余計に恥ずかしく感じてしまうものです。

そのため、例えば、自分に気合いを入れたい時や、相手に気迫をみせる時など、試合中に技を出す時以外でも頻繁に声を出していると、自然としっかり声が出せるようになってきます。

おすすめは、審判の「始め」の声がかかった直後の声出しで、「やあ!」と最初に大きな声を出してしまうと、その後も大きな声出しがしやすくなります。私の子どもは、これを実践しはじめてから、最初からスムーズに声が出せるようになりました。

「絶対に勝つ」気持ちを持つ

剣道の試合では、絶対に勝つという強い気持ちが大切です。

この気持ちが弱いと、「負けたら恥ずかしい」という気持ちが優先してしまい、声が出せなくなってしまいます。

どんなに強い相手でも「自分が必ず勝つ」と信じて戦うようにしましょう。すると、前向きな気持ちが恥ずかしさを上回って、次第に大きな声が出せるようになります。

練習の時から声を出す

よく「試合になったら声を出すから」と言う子がいますが、練習で声が出せていないのに、試合の時だけ出すのはまず無理でしょう。

なぜなら、練習したこと以上のことは、試合では出せないからです。

そのため、試合の時だけがんばって声を出すのではなく、日ごろ練習の時からしっかり声を出して、試合に備えておく必要があります

練習なら観客もいないので、試合に比べると恥ずかしさもやわらぎます。練習のうちから声を出して慣れておきましょう。

声出しを目標にする

声出しを目標にするのもおすすめです。

目標と言ったら「面を決めて勝つ」とか「2本取って勝つ」など、勝ち負けに関するものにしがちですが「大きな声を出す」もりっぱな目標になります。

事前に目標にしておくことで、子どもは声出しを意識するようになるのです。勝ち負けと違って声を出すかどうかは自分でコントロールできるので、目標としても好ましいでしょう。

私は試合のたびに、子どもと一緒に目標を決めますが、大きな声出しをよく目標にすることがあります。おかげで、子どもは毎回声が出ていたか、自分で確認するようになり、声出しの意識が身につきました。

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剣道の試合で大きな声出しができた時のメリット

大きな声出しができて喜ぶ子ども

剣道の試合で大きな声が出せるようになると、たくさんのメリットが生まれます。

下記より、声出しのメリットをお伝えします。

より力が発揮できる

大きな声を出せるようになると、自分に気合いが入ります。

すると、いつもより打ち込みが強くなったり、動きにキレが出たり、集中力が増したり、自分が思っている以上の力を出せることがあるのです。

強豪チームの子たちがよく声を出しているのは、声で自分を奮い立たせて、より力を発揮するためとも言えます。

1本になりやすい

剣道の試合で1本を取るためには、「充実した気勢」が必要で、大きな声を出すことで、この気勢をあらわすことができます。

そのため、気持ちの入った大きな声で技を出した方が、審判への印象がよく旗が上がりやすい場合があるのです。

たとえ、技の打ちが弱くても、大きな声で打ち込むことで、声がカバーしてくれ、1本と認められることもあります。

負けても納得できる

恥ずかしくて声を出さずに試合をしてしまうと、負けた時にすっきりしません。

なぜなら、全力を出せていないと感じるからです。

大きな声を出して戦うことで、勝ちたい気持ちを前面に押し出せるので、負けた時も「やり切った」と納得して次につなげることができます。

周りが応援してくれる

大きな声を出している選手は、周りから応援されやすくなります。

仲間や先生、保護者はもちろんですが、試合をみている他の人たちにも一生懸命さが伝わり、好意的にみてもらえるからです。

声を出すことで、自然と周りの応援も増え、自分自身もさらにがんばれるようになります。

まとめ

剣道で声を出すのが恥ずかしいと感じるのは、誰もが通る道です。

私もそうでしたし、子どもも恥ずかしがり屋なので、最初はほとんど声出しができていませんでした。

しかし、今回お伝えした方法を実践し続けたことで、少しずつ声を出すことに慣れ、自然と大きな声が出せるようになったのです。

大きな声を出せるようになれば、剣道の試合でもより力を発揮することができますので、ぜひ、親子で一緒に取り組んでみてください。

なお、下記の記事では、剣道の試合で子どもの緊張を和らげる方法を紹介しています。よかったらご覧ください。

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