剣道をするならまず最初に覚えないといけないのが剣道着と袴のたたみ方です。
毎回練習で身に付ける大切なものなので、きちんと自分でたためるようになりましょう。
今回は、剣道着のたたみ方について、実際にたたんでいる画像を使って分かりやすくお伝えします。
袴に比べて剣道着の方は特に難しいところはありませんので、画像を見ながら手順を一つ一つしっかりと覚えてみてください。
剣道のたたみ方の手順
剣道着のたたみ方の手順は、全部で8つです。
シワにならないことを意識しながら、丁寧にたたんでいきましょう。
≪手順1≫剣道着を広げる
最初に、剣道着を縫い目に合わせて広げ、手で軽くシワを伸ばします。
左側の前襟が右側の前襟に少し重なる感じになります。
剣道着の内側と外側についている紐は気にしなくて大丈夫です。
≪手順2≫右側からたたむ
剣道着の右側を半分にするように折り曲げます。
右端の部分を右側の前襟に合わせるといいでしょう。
≪手順3≫右袖を折り曲げる
右袖を画像のように折り曲げます。
右端にピッタリ合うように曲げてください。
端からはみ出してしまうと見た目が悪くなります。
≪手順4≫左側をたたむ
次に左側も同じように半分に折り曲げますが、少し重なっている分、左端の部分は左側の前襟より多少手前のところになります。
剣道着の中心を意識して左右が均等になるように、折り曲げる長さを調整しましょう。
≪手順5≫左袖を折り曲げる
左袖も同じように、左端にピッタリ揃う位置で曲げてください。
端から袖の先が出ないように気を付けましょう。
≪手順6≫裾の方から折りたたむ
裾の方から三つ折りにするので、大体袖の下辺りを目安にして折り曲げると丁度いいです。
もし、たたんだ大きさを袴と揃えたい等調整がしたいなら、折り曲げる長さを変えてみてください。
ただし、四つ折りにするのは、裾の長さが足りず袖の部分が折り曲がって膨らむので、やめた方がいいでしょう。
折り曲げる際は、裾が広がらないよう折り目に手を添えて、押さえながら折り曲げるようにしてください。
失敗すると下記のように裾が広がってやり直しになります。
≪手順7≫もう一度折りたたむ
もう一回上に向かって折りたたんでください。
後ろ襟の部分が少し出るような感じがちょうどいいです。
≪手順8≫裏返して整える
最後にひっくり返して、四つ角がきれいに揃っているか、袖がはみ出ていないかを確認して完成です。
ピンと引っ張ってシワが無いように伸ばすと完璧です。
最後に
剣道の練習では、自宅で剣道着と袴に着替えてから参加するのが普通なので、道場で着替えることがなく、先生からたたみ方を教わる機会がほとんどありません。
私の息子も先生から剣道着のたたみ方を教わったことは一度も無かったですが、剣道をするからには一人でたためるようにならないといけないので、何度も練習させました。
袴の方は少しコツがいりますが、剣道着は慣れてしまえば簡単ですので、すぐにたためるようになります。
きれいにたたんで、広げて着るのがもったいないくらいにできるようになれば完璧です。
今回お伝えした手順でぜひ練習してみてください。
また、袴のたたみ方については、下記の記事で説明しいるのでご覧ください。