剣道で頑張る子どもをほめるコツ3選!やる気を引き出したわが家の方法を紹介

ほめられてやる気を出す子ども メンタルを鍛える方法
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剣道で頑張る子どもをほめてあげたいけど、上手くほめられずいつも同じことを言ってしまったり、下手なほめ言葉で子どものやる気をなくした経験はありませんか?

私は子どもが剣道をはじめたころから、意識してたくさんほめるようにしてきましたが、最初のうちは上手なほめ方が分からず、逆に子どものやる気をなくすようなほめ方をしていました。

そこで、どうしたら子どものやる気を引き出せるのか、ほめ方を工夫した結果、子どもがやる気になるほめ方のコツがつかめるようになりました。

今回は、私がいつも実践している子どものほめ方のうちおすすめのものを3つ紹介します。

子どもの上手なほめ方が分からず困っているお父さんお母さんに少しでも参考になれば幸いです。

 

【体験談】剣道で子どものやる気を引き出したわが家のほめ方のコツ3選

子どもをほめる親

実際にわが家で今まで試してきたほめ方の中で、おすすめのコツを3つ紹介します。

私の子どもは、これらの方法で剣道に対するやる気がグッと増しました。もし気になるものがあれば、試してみてください。

具体的にほめる

私はほめるときはできるだけ具体的な言葉で伝えるように心がけています。

なぜなら「頑張ったね」や「良かったよ」だけだと軽い言葉になってしまい、子どもは親がきちんと見てくれているのか心配になるからです。

たとえば、練習中に前よりはやい打ち込みができるようになったときは、「前より竹刀を振るスピードがはやくなったね。この前のトレーニングの成果だね。」とか、試合中の動きについても「タイミングを合わせて1本が取れたね。相手の動きを読んでたね。」とか理由もつけて具体的に伝えるようにしています。

もちろん、毎回具体的にほめるのは大変ですが、息子は試合の内容を具体的にほめると、とてもよろこんでくれます。

ただ一言ほめるだけでなく、できるだけ具体的に伝えることで子供の受け取り方も大きく変わってくるのです。

「試合の勝敗」より「目標達成」をほめる

試合で勝つことはもちろん大事ですが、勝ち負けだけをほめる基準にしないことが重要です。

息子が低学年のとき、ある試合の一回戦で負けてしまったことがありましたが、泣きそうになっている息子の姿を見て、私は試合で負けたことには触れず、「さっきの試合で大きな声がだせていたよ」とほめてあげました。

実は試合前から「大きな声をだす」という目標を立てていたので、それを達成できたことをしっかりほめたのです。

試合に負けた悔しい気持ちはもちろんあるでしょうが、目標を達成できたことを自覚でき息子の表情も明るくなりました。

このように、試合の勝敗とは別に目標を決めておくことで、達成できたときにそれをほめてあげることができます。

その場でほめる

ほめる時はタイミングも大切です。後からほめようと思っても忘れることがありますし、何より子どもへの伝わり方が違います。

たとえば、子どもが上手な面打ちができたとき、その場でほめれば子どもはすごくよろこびます。そして上手にできたことがより実感できて前向きに取り組むようになるのです。でも、後から思い出してほめてあげても、こんな風にはいきません。

私は、練習のときも試合のときも、気づいたときにはすぐにほめるようにしています。その結果、息子はやる気をもって剣道を続けています。

小さなことでも大丈夫なので、タイミングを逃さずすぐにほめるようにしてみてください。

 

剣道で頑張る子どもをほめるときに気をつけること

気をつけてほしいと言う子ども

子どもをほめることはとても大切ですが、ほめるときに気を付けたいポイントが3点あります。

  • 子どもが剣道をしている様子をよく観察する
  • 子どもの剣道に関わる
  • 「しかる」より「ほめる」意識する

順番に説明していきます。

子どもが剣道をしている様子をよく観察する

まず、子どもの剣道の取り組みをよく観察しておくことが大切です。

日ごろ子どもはどんな練習をしているのか、どういう剣道が得意なのかなど、事前に知っておかないとほめるときに中身のない言葉になってしまいます。ほめる時はその瞬間のできごとだけでなく、それまでの過程もあわせてほめると子どもに響きやすいです。

また、観察を続けていると、子どものちょっとした成長にも気づくことができほめる話題が広がりますし、一貫性のあるほめ方ができるでしょう。

子どもの剣道に関わる

剣道の練習や合宿を見に行ったり、一緒に家で練習したりするとほめる機会がたくさん生まれます。しかもいつも見てくれている親からのほめ言葉なので子どもよろこびます。

もちろん、保護者さんによっては、仕事が忙しかったりして子どもの剣道をあまり見てあげられないかもしれませんが、そんなときは、道場でどんなことをしているのか子どもから話を聞いたりして、積極的に関わっていくといいでしょう。

「しかる」より「ほめる」を意識する

子どもの剣道の試合を見ていると、親の方があつくなってしまうことがよくあります。そのため、子どもが負けてしまうと、思わずしかったり説教をしたくなるかもしれません。

でも、しかってばかりでは子どもは自信を失ってしまいますし、剣道が楽しくなくなるリスクもあります。

わが家の場合、しかるよりも子どもの良い所に目を向けてほめたほうが効果的でした。

 

剣道で子どものやる気を失わせるNGなほめ方

やる気を失った子ども

子どもをほめるときに注意してほしいポイントがあります。

せっかくほめたのに、コレをしてしまったせいで、逆効果になって剣道のやる気を失わせてしまった!ということにもなりかねません。ほめるときは以下の3点に注意するとより効果的です。

  • 過剰な期待をかける
  • 他の子と比較する
  • ほめ過ぎる

順番に説明します。

過剰な期待をかける

子どもをほめていると、つい親の方がうれしくなって過剰な期待をかけることがあります。

でも、あまり期待をかけすぎると、知らず知らずのうちに子どもにプレッシャーを与えてしまうことになるので注意が必要です。

たとえば、剣道の大会で優勝したとき、「よく頑張ったね。次も勝とうね」と伝えてしまうと、子どもは次も優勝しなくてはいけないと思いプレッシャーを感じてしまいます。

うれしくてほめているときほど気をつけてください。期待をかけすぎないようにしましょう。

他の子と比較する

ほめる時に、他の子と比べるようなほめ方はしない方がいいでしょう。

たとえば、試合で勝って「ライバルの子に勝てたね」と伝えてしまうと、自分と相手を比較することになり、勝ち負けを気にするようになってしまいます。

子どもには、勝敗より自身の成長の方にフォーカスしてほしいので、もし比べてほめるなら他の子ではなく過去の自分と比べてほめるようにしましょう。そうすることで、子どもも成長を実感できやる気をもてるでしょう。

ほめ過ぎる

子どもの成長を見ていると、たくさんほめてあげたくなりますが、ほめすぎには気をつけましょう。

過剰にほめていると、ほめられることに慣れてしまい、うれしさを感じなくなるからです。

ほめることは大事ですが、何でもかんでも闇雲にほめるのではなく、きちんとほめるべき基準を決めて伝えるようにしましょう。

 

まとめ

剣道はきびしさの中で成長するスポーツですが、しかってばかりでは子どももやる気をなくしてしまいます。適切にほめてあげることで、子どもの剣道に対するやる気もアップします。

とはいえ、ほめ方が下手だったり、間違っていると子どもはうまくやる気を発揮できません。日ごろから剣道をがんばっている子どもの様子を把握し、適切なほめ言葉をかけてあげることが重要です。

子どものほめ方はたくさんあります。ぜひお子さんといっぱい接して、お子さんにぴったりのほめ方をみつけてみてくださいね。

なお下記の記事では、わが家で実践してきた子どものモチベーションを上げる方法を紹介してます。よかったらご覧ください。

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